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今井麻起子/CANDY A GO GO!!(1989)

今井麻起子CANDY A GO GO!!

 松任谷正隆肝いりの実力派アイドルシンガー今井麻起子のセカンドアルバム。永井真理子をはじめとする元気ポップが賑わっていたとはいえ、かな~りやんちゃにはっちゃけたジャケット。ジャケも内容もポップにマンタさん(松任谷正隆)らしいウェルメイドだったファースト「CIAO!」の後なだけに当時もそして今でも買うのになかなか戸惑ってしまう。でもこのアルバム、マンタさんの腕を信じて買って正解!元気ポップといえるのは10曲中3曲ほど。それもモータウン~ノーザンマナー風味でとても良い出来。
 ではおススメを。M2「Ten Years After」はミディアムなlate80'sモダンソウル、ファンク調。サビのキラーなかっちょよさ、きらびやかなホーンといいフロア映えする1曲。作詞:田口俊、作曲:堀口和夫のニューミュージック~シティポップデュオREICOのコンビに仁後典子が加わった3人。ホーンアレンジは納得の数原晋の手による。個人的にこのアルバム一番のお気に入りはM3「危険なテンプテーション」!MAYUMI作曲、ミッドアップなメロウポップ。メトロポリスの高速を疾走して煌びやかなイルミネーションの粒が星屑のようにフロントガラスいっぱいに流れていく・・・。そんなスリルとアーバン感溢れる曲調が堪らない。MAYUMIはもう1曲M9「Heartbreak Dance」を提供。こちらもしっとり物憂げなメロウAORでサビは少しアップにキラリと軽くステップを踏む素敵な出来栄え。タイトルからして胸躍るT6「Moonlight Love Call」は柴田摂子作曲のキュート&ブリージンなミディアムメロウポップ。その他の曲もしっかり練られてアルバムトータルで聞き応えバッチリ。
 演奏はキーボードのマンタさんはじめ、ギター:松原正樹、サックス:ジェイクHコンセプション、ドラム:島村栄二、ベース:高水健司等々。そしてコーラスは桐ヶ谷仁、俊博兄弟をはじめ、広谷順子、木戸やすひろ等々しっかり実力派が集結。そして何より彼女、今井本人が大人びた声色でしっかり歌いこんでおりこのアルバムをじっくり聞けるクォリティーの高いものにしている。このアルバムがラストになってしまったのが惜しまれる。もっと聞いてみたかった。(はたP)
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light mellow部

Author:light mellow部
輝かしい70~80年代の名盤の影で完全にエアポケットと化した90~00年代産シティポップ。ブックオフとかハードオフで9割引きみたいな値段で売られてるCDを執拗に堀漁る重箱の隅みたいなブログです。似たような趣味の人達の集まり共同で書いてます。たまにイベントもやります。名前は、音楽ライターである金澤寿和さんの提唱する「Light Mellow」の概念を拝借しました。
Twitter:@hukihuki5

City pop from the '90s and '00s that has completely become an air pocket in the shadow of the glorious '70s and '80s classics. It's a blog like a corner of the box where I relentlessly dig for CDs that are sold at 90% off at Bookoff or Hard Off. It's a group of people who have similar interests and write together. Occasionally we have events. The name was borrowed from the concept of "Light Mellow" advocated by music writer Toshikazu Kanazawa.