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OPCELL/OPCELL(1995)

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現在進行形のノスタルジィ、なつかしい明日へあなたを連れて行ってくれます。

3つ折りデジパック全面にプリントされた永井博のイラスト、1995年作、これだけで買う理由として充分ではある。OPCELLはシンガーソングライター・KEN蘭宮とシンセスト兼アレンジャー・本田恭之、サウンドエンジニア・井上剛の3人によるプロジェクトであり、このユニットにとってはワンアンドオンリーアルバム。
KEN蘭宮は山本寛太郎の別名義で、山本としては81年にAOR作"ATLANTROOG"を残しているがその後が続かず80年代半ばに活動休止。そんな彼がロックバンドGRASS VALLEYのメンバーでコンポーザーであった本田恭之と同バンドのエンジニアを務めていた井上剛を迎えて結成したのがOPCELLなのだが、これが1995年というシティポップ冬の時代に見事に返り咲いている。
KEN蘭宮のクドくねっとりとしたボーカルや80年代リゾート・ポップ的ソングライティングは"アクの強い杉真理"という印象だが、それを本田恭之によるロマンティックなシンセフレーズが陽光の様に包む事によってノスタルジックでありながらリゾートや楽園、未来的サウンドを含有している(最近の作品では"新川忠-Paintings of Lights(2016)"が近い肌ざわりかもしれない)。奇しくも、いやvaporwave通過後だからこそ、新鮮味を感じずにはいられないアルバムだ。
余談だが山本寛太郎は現在、釣り用ルアーの開発・販売を主とする「有限会社 オプセル」の代表取締役となっており、社のHPでは「光からのトラベル Vol-Ⅰ」なるCD-Rの販売もされている(タイ)

1.光からのトラベル (作詞・作曲:KEN蘭宮/編曲:本田泰之)
2.雨のJuly 7th (作詞・作曲:KEN蘭宮/編曲:本田泰之)
3.ここに存る未来へ (作詞・作曲:KEN蘭宮/編曲:本田泰之)
4.哀しみはオネスティー (作詞・作曲:KEN蘭宮/編曲:本田泰之)
5.Margaret Line (作詞・作曲:KEN蘭宮/編曲:本田泰之)
6.週末のホライズン (作詞・作曲:KEN蘭宮/編曲:本田泰之)
7.Saving 〜Minor to Major (作詞・作曲:KEN蘭宮/編曲:本田泰之)
8.If… もどれない夏 〜Summer Time Dandy(作詞:橋本淳/作曲:KEN蘭宮/編曲:本田泰之)
9.SOS もうひとつの空へ 〜Can’t Save The Earth without YOU・F・O (作詞・作曲:KEN蘭宮/編曲:本田泰之)
10.Flowers song (作詞・作曲:KEN蘭宮/編曲:本田泰之)
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