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宮部ひかり/Fake Schön(1994)

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(帯)
Fake Schön(フェイク シャン)=見せかけの美人
裏も表もあるポップソングを詰め込んだ
宮部ひかり待望の4thアルバム

4thアルバムにしてラストアルバム。Epic/Sony、1994年。

デビューからほとんどの編曲をつとめる新川博の打ち込みがとにかく素晴らしい。
新川博が作編曲のM1.Shampooから始まりそのままなだれ込むM2.LYNDA、M3.おちゃめなメロンではAメロからBメロにかけての細やかなストリングスアレンジなど緻密かつ繊細な打ち込みを堪能できる。

アーティストとしての方向性に生じた迷いをそのままメタな歌詞にしアルバムタイトル曲にしてしまった2nd『ときどき私がわからない』から、吹っ切れた3rdアルバム『MIX UP』で見せた歌詞の独特な世界観は今作、高山緑と共作することによりさらに研ぎ澄まされ、M6.決意の看板娘「タコとサメのばかしあい 微笑みこそキャッチー」、M3.おちゃめなメロン「裸足のメロン おもいおもいにメロンしてきた」など各所で炸裂している。

オリエンタルなメロディに新川博のシンセソロを2回したっぷりと堪能できるM8."HEAVEN"を経て、静粛なシンセサウンドで終わるM10.美しい充実。GiRLPOPムーブメントから独自のポップスを追及していった宮部ひかりの到達点。(鯔)
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light mellow部

Author:light mellow部
輝かしい70~80年代の名盤の影で完全にエアポケットと化した90~00年代産シティポップ。ブックオフとかハードオフでゴミみたいな値段で売られてるCDを執拗に堀漁る重箱の隅みたいなブログです。似たような趣味の人達の集まり共同で書いてます。たまにイベントもやります。名前は、音楽ライターである金澤寿和さんの提唱する「Light Mellow」の概念を拝借しました。
Twitter:@hukihuki5