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記事一覧

古川真一/Sketch of Mind(1986)

 MANISHやREV、ZARDなど、ビーイング系アーティストのバック・コーラスを務めたヴォーカリスト/シンガー・ソングライターによる(おそらく)唯一のアルバム(プロデュースは長戸大幸)。翌年にリリースしたEP「クールロマンティック」が一部マニアの間でライトメロウ・クラシックとして知られているが、こちらのアルバムにもシティポップとして理解可能な曲が数多く含まれている。 声質的に、まず思い起こすのは小田和正であり...

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BOY MEETS GIRL/“Sure!” “So、Which language do you prefer?”(2000)

作詞とポエムリーディングを担う尾上文とサウンドメイキングを担当する今井忍によるバンド。以前のミニアルバムに比べると随分アコースティックで土臭いワールドミュージックサウンドになってしまった。そんなの求めてない。お前らBlow Monkeysかよ。彼らの真骨頂はフュージョンのようなシティポップのような巧みなサウンドセンスを恥ずかしいポエムで台無しにする所にあり、はっきり言ってしまえば今井忍のインストだけあればそれ...

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佐藤学/夢のつづきを追いかけて(1994)

美声のシンガーソングライター・佐藤学の2ndアルバム。彼は基本的にボヤッとしたニューミュージック〜MOR路線の歌手なので、シティポップとして聴くには少し辛い。プレイヤーやアレンジャーがやたらと豪華なのも歯痒さに拍車をかける。しかし、この2ndに収録されている①は新川博のアレンジがキラリと光るスムース&メロウなシティポップ。江口信夫の硬質なドラミング、間奏で聴かせるエレピ、サビの佐藤自身によるバックコーラス、...

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田原俊彦/夏の王様~MY BLUE HEAVEN~(1991)

80年代に一世を風靡した男性アイドルの18枚目のアルバム。ジャニーズ事務所を抜けて個人事務所であるDOUBLE "T" PROJECT移籍後一発目のアルバムがこれだ。抜けるような青空、砂浜、トレンディな出で立ちで悠然とソファに寝転ぶ田原、このジャケットで期待値はグングン上がる。参加ミュージシャンも豪華で数原晋や新川博、JAKE H. CONCEPCIONといったシティポップファンにとっては最早お約束のような布陣。しかし蓋を開けてみれば常...

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市原真紀/I WILL(1995)

  ジョンソン・エンド・ジョンソン ベビーローションCMソングとなった2ndシングル「1グラムの勇気」のややヒットで知られる(?)市原真紀による2ndアルバム。本作も、④がたかの友梨ビューティークリニックCFイメージソング、⑨が日本テレビ系「ウンナン世界征服宣言」エンディング・テーマ、⑩が日本テレビ系「NNNきょうの出来事」エンディングテーマと、いかにもこの時代らしいタイアップ満載のメジャー謹製アルバムとなっている...

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安部純/ステキさ!君は(1992)

DU本でも紹介されている安部純の8cmシングル。このシングルは両面ともアルバム未収録なので掘る価値がある。①は安部純お得意のコンテンポラリーなポップナンバー。この曲のサビも一回聴いたら脳内で再生可能。やはりキャッチーなメロディーを書かせたらピカイチな人である。②も同路線の楽曲だが、こちらの方がライトメロウ指数高し。畳み掛けるようなサビが癖になる一曲。二曲ともアルバムに入っていても何らおかしくない出来栄え...

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プロフィール

light mellow部

Author:light mellow部
輝かしい70~80年代の名盤の影で完全にエアポケットと化した90~00年代産シティポップ。ブックオフとかハードオフで9割引きみたいな値段で売られてるCDを執拗に堀漁る重箱の隅みたいなブログです。似たような趣味の人達の集まり共同で書いてます。たまにイベントもやります。名前は、音楽ライターである金澤寿和さんの提唱する「Light Mellow」の概念を拝借しました。
Twitter:@hukihuki5

City pop from the '90s and '00s that has completely become an air pocket in the shadow of the glorious '70s and '80s classics. It's a blog like a corner of the box where I relentlessly dig for CDs that are sold at 90% off at Bookoff or Hard Off. It's a group of people who have similar interests and write together. Occasionally we have events. The name was borrowed from the concept of "Light Mellow" advocated by music writer Toshikazu Kanazawa.