FC2ブログ

記事一覧

藤タカシ/F.E.W.(1992)

藤タカシはロックバンド・M-BANDのボーカルを務めた人物であり、バンド解散後はソロで活躍しアルバムを残している(現在はバンドを再結成している)。この『F.E.W.』は、バンド時代の骨太なロックの部分を残しつつも都会的な煌びやかさをまとった、不思議なアルバムだ。サウンドの仕掛け人はウインドシンセサイザーの第一人者でもある住友紀人。少し野暮ったいメロディと、住友紀人のシンセを駆使したファンキーなアレンジがコントラ...

続きを読む

岩代太郎/君といた夏(1994)

1994年7月~9月にフジテレビ系列局で放送されていた月9ドラマ「君といた夏」の岩代太郎プロデュースによるオリジナルサウンドトラック。M1とM6のFriend Foreverという曲はBossanova Cassanovaの「想い出にならない・・・」のインストバージョンでM11にはBossanova Cassanovaのバージョンも収録されている。M2とM9は松任谷由実の永遠のサマーアンセム「Hello, my friend」のドラマ用のインストバージョンである。夏に放送されていた...

続きを読む

佐木伸誘/POSITIVE(1989)

 後の90年代には松崎真人とのデュオBirthday Suit、2000年代からは主にバンドLab-Sivaで活動するシンガーが1989年にリリースした2ndソロ作。若干のヤンチャ味を感じさせるジャケット写真の印象通り、ブライアン・アダムスや大友康平的な産業ストリート・ロック感をベースにした楽曲で、歌唱も歌謡ロック的なスタイルなのだが、共同プロデュースとアレンジを努めた井上鑑がダンサブルな要素を多分に注入し、結果的に妙なる味わいを...

続きを読む

wyolica/who said "LaLa..."?(2000)

1999年にMONDO GROSSOの大沢伸一プロデュース「悲しいわがまま」でデビューし2000年にリリースされたファースト アルバム「who said "LaLa..."?」。プロデューサーの大沢伸一が「21世紀型フォーキー ソウル」と語っていた通り温かく柔らかなサウンドと甘く切ない歌詞とメロディー、ボーカルazumiの透明感ある歌声が最大の魅力だろう。そしてso-toのアコースティックギターもwyolicaのサウンドの要となっている事は忘れてはいけない...

続きを読む

永作博美/Here and Now(1994)

1989年にアイドルグループribbonでデビューし女優として活躍中の永作博美のセカンドアルバム。サウンドプロデューサーは元東京事変の亀田誠治。様々なタイプの曲が収録されているアルバムとなっているがここではlightmellowbu的な観点から曲を紹介したいと思う。キュートに歌いこなす軽快なデジボッサM2。囁くように歌う彼女のボーカルと浮遊感あるギターとシンセが気持ちいいライトメロウM5。M2とはまた違うタイプのアコースティ...

続きを読む

奥菜恵/BLOSSOM(1995)

現在も女優として活動している奥菜恵のファースト アルバム。このアルバムの第一印象は「奥菜恵かわいい」である。この話しは居酒屋辺りで飲んでる時にでも語りたい。それはいいとして内容はというと作詞、作曲家陣は国分友里恵、上田知華、秋元薫、宇都美慶子など豪華な布陣+編曲は全曲を岩本正樹が手掛けている。思わずシティポップを期待してしまう作家陣ではあるが、ガールポップとシティポップの間といったところだろう。その...

続きを読む

JANGO/RIGHT TIME, RIGHT PLACE(1995)

1989年に京都で結成され、90年代を中心に大勢がインディーズでの活動ながら96年にはメジャーデビューも果たしたファンクロックバンドによる95年リリースの実質メジャー1stアルバム。特筆すべきはP-BROTHERSというホーン・セクションを携えているというところで、このミニアルバムでもサポート含め6名のブラスが楽曲を派手に飾る。ロゴの入った赤い洗剤を片手に持ったジャケットからStuffのようなフュージョン性を読み取り、という...

続きを読む

松崎真人/ハートがまんまビートになる日(1990)

北海道出身のシンガーソングライターのデビューアルバム。Wikipediaは自分で編集しているのか鉗子分娩で出生したことまで記述されている。このアルバム、なんと言ってもジャケットのビジュアル、帯のフォント、ワードセンス総てがトレンディ・エラの産物と言って然るべき風体で筆者が手に取るのも当然なのだが、内容は残念なことにほぼ全編rock 'n' rollな代物だった。しかしM3.Shampoo Girlのみは商業ファンクロックという塩梅で...

続きを読む

プロフィール

light mellow部

Author:light mellow部
輝かしい70~80年代の名盤の影で完全にエアポケットと化した90~00年代産シティポップ。ブックオフとかハードオフで9割引きみたいな値段で売られてるCDを執拗に堀漁る重箱の隅みたいなブログです。似たような趣味の人達の集まり共同で書いてます。たまにイベントもやります。名前は、音楽ライターである金澤寿和さんの提唱する「Light Mellow」の概念を拝借しました。
Twitter:@hukihuki5

City pop from the '90s and '00s that has completely become an air pocket in the shadow of the glorious '70s and '80s classics. It's a blog like a corner of the box where I relentlessly dig for CDs that are sold at 90% off at Bookoff or Hard Off. It's a group of people who have similar interests and write together. Occasionally we have events. The name was borrowed from the concept of "Light Mellow" advocated by music writer Toshikazu Kanazawa.