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記事一覧

SANDY LAM/SIMPLE(1994)

Sandy Lam(林憶蓮)は、中華圏で大きな人気を誇る香港出身の歌姫。90年代には日本でコンサートも行い、ドラマの挿入歌を歌うなど活動の幅を広げた。同時期、日本の市場を対象にしたアルバムを何枚か発表しており、この『SIMPLE』もそんな一枚。尾崎亜美や上田知華らが楽曲を提供し(シンガポールのミュージシャン、ディック・リーが提供した曲もある)、歌詞も全て日本語。Sandy Lamはかなり流暢に日本語で歌っており、その才能の深さ...

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岩男潤子/Entrance(1996)

ブックオフ280円コーナーをDIGする時は必ず「あ行」から順番に見て行き知らないアーティストやアルバムなんかは1曲良いの入ってればいいかな位の気持ちで買ってるんですが、これもそんな感じで買って良い曲に出会えた1枚。このアルバムでlightmellowbu的な曲というと尾崎亜美が作詞作曲編曲を手掛けた「運命のエントランス」という曲が輝きを放っていてオススメです。尾崎亜美のコーラスも良いです。一昔前だとアナログでもこうい...

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小森田実/SQUALL(1989)

90年代から現在にかけて数多くのアイドル歌謡曲を手掛けるコンポーザーの1stアルバム。軽薄なポップスとルーツミュージックの融合が彼の持ち味だと思っていますが、最もシティポップ色の強いアルバムが今作。ジャケの通りオメガトライブ系統のリゾート感のある曲がずっと続きます。ジャケも曲も全部良いので内容に関して何も言う事が無いです、典型的な当たりのアルバムです。ネットで6000円とかで出回ってますが3年掛かって1000円...

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貴水博之/SUN(1995)

accessのヴォーカリスト貴水博之がグループの活動休止後にリリースした最初のソロアルバム。SMAPの初期~中期の黄金時代の作品を手がけた鎌田俊哉によるプロデュースで、作曲・編曲にCHOKKAKU、ZAKI、岩田雅之、寺田一郎などのSMAP人脈が集結。accessの浅倉大介楽曲とは大きく趣向の異なるソウル/ファンク寄りのサウンドで、90年代シティポップとして解釈可能な作品となっている。僕の推し曲は次の2曲。M4「I&I」は「胸騒ぎを頼む...

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Section-S/www.(1996)

Section-SはSAKI、IZUMI、MARLEYの3名からなる女性ボーカルユニット。日向大介プロデュースのもと1996年にメジャーデビューし、本作の他にシングル4枚を残している。同時代のガールズグループを意識したと思しきビジュアルや、メンバー自身によるラップの導入など、表面上はR&B然とした佇まいでありながらも、テクノ~アンビエントをバックグラウンドに持つプロデューサー日向大介の嗜好もあってか、ソウル/R&B的なグルーヴを...

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ゆかな/yu ka na(1998)

ゆかな/yu ka na(1998)かつて戸川純は自身が率いたバンド、ヤプーズで「アンチ・アンニュイ」と歌った。ポップミュージックにおけるイメージの固定化が演者の意図とかけ離れたところで定着してしまうのは残酷なもので、戸川純は、アタシはアンニュイなだけな女ではないのよ!と主張したのだ。しかしポップフィールドで認識してもらうためにはイメージが必要なのも事実だ。しかしながら我々はアンニュイ、すなわち気怠い雰囲気のポ...

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YOKO/AFTER IMAGE(1995)

WikipediaでYOKOを調べると、歌手と思しき人物が何人かヒットするが、そのどれにも該当しないので、彼女について詳しいことは僕にはわからない。この『AFTER IMAGE』は、そのYOKOのデビュー・ミニ・アルバム。あまりにもシンプルなジャケ故に内容がちょっと想像しにくいが、アシッドジャズやファンクを呑み込んだアーバンサウンドを聴かせるイカしたアルバムである。プロデューサーはトニー大谷こと大谷秀政。また、東京スカパラダ...

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忍者 / Summer Ski (1993)

忍者 / Summer Ski (1993)ジャニーズグループ”忍者”の6枚目のアルバム。デビュー当初は祭りや和をテーマにした曲を歌うグループだったがこのアルバムでは全作詞を秋元康、作曲・編曲陣も重厚に揃えての洗練されたポップスに挑戦している。その中でM2の”マリリンモンローのサングラス”はキラーなシティポップです。歌もうまい。良い曲。”マリリンモンローのサングラスみたいに何も真実なんてない”という歌詞も良い。ジャケには詳し...

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J.A.M Cream/I SCREAM(1992)

J.A.M Cream/I SCREAM(1992)謎のユニット。クレジットが乏しくネットにもほとんど情報がありませんがビーイングの企画モノのユニットだったようです。ほとんどの曲をWANDS脱退直前の大島康祐が手がけている。例えば1曲目など、森川美穂が歌えば突き抜けたライトメロウになりそうな曲もあったりするが、ちょっと自信なさげなボーカルがダブルで終始重ねられていたりすると一気に胡散臭さや企画モノ臭がしてしまう。(調べたところ、...

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折笠愛/ROOM SERVICE(1996)

折笠愛/ROOM SERVICE(1996)声優、折笠愛が96年に発表した2nd Album「ROOM SERVICE」は、時代の流行り廃りとは全く無縁の佇まいをもって存在している。95年に発表した1stに当たる前作「淑女超特急」が、いささかその「声優」というスタンス、そして芸能という現場感を漂わせた問題作であったのに対し、本作は一途にスタンダードを追い求めた様なストイックさが伺える。楽曲の大半が生バンドのL.A.レコーディングとなっており、名う...

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プロフィール

light mellow部

Author:light mellow部
輝かしい70~80年代の名盤の影で完全にエアポケットと化した90~00年代産シティポップ。ブックオフとかハードオフで9割引きみたいな値段で売られてるCDを執拗に堀漁る重箱の隅みたいなブログです。似たような趣味の人達の集まり共同で書いてます。たまにイベントもやります。名前は、音楽ライターである金澤寿和さんの提唱する「Light Mellow」の概念を拝借しました。
Twitter:@hukihuki5

City pop from the '90s and '00s that has completely become an air pocket in the shadow of the glorious '70s and '80s classics. It's a blog like a corner of the box where I relentlessly dig for CDs that are sold at 90% off at Bookoff or Hard Off. It's a group of people who have similar interests and write together. Occasionally we have events. The name was borrowed from the concept of "Light Mellow" advocated by music writer Toshikazu Kanazawa.