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記事一覧

野村宏伸/GUILTY(1990)

Don't Stop Baby ふたりはGuilty とめられないよ夜の向こう 逃げこむしかないさ世代的な認識だと夏休みに近所の公民館で観た「学校の怪談シリーズ」。趣味的な認識だと田原俊彦との名コンビな「びんびんシリーズ」や、松本隆、大村雅朗、南佳孝、和泉宏隆、岸正之エトセトラエトセトラ...豪華メンバーのバックアップによるアイドル歌手としての活動が印象的な野村宏伸。GUILTYはそんな彼の歌手活動最後のアルバムだ。俳優による秀...

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荒木真樹彦/SYBER BEAT(1988)

ギターを始めとする複数楽器、打ち込みや作編曲までこなす多才なミュージシャンのデビュー作。ビートの利いたブラックミュージックを得意としており、ファンクを中心とした楽曲のクオリティは同時期の久保田利伸らにも勝るとも劣らない。アルバム冒頭を飾る多重コーラス1.NU-HORIZONSから引き続き、耽美な世界観を醸し出す吉田美奈子作詞のデジタルファンク2.POISON DARKは今作のキラーチューン。9.TOGETHERは硬質なシンセベースに...

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佐藤美樹/Birth~金色の風~(1994)

漫画家、サトウサンペイの娘で知られるシンガーソングライター。これは7曲入りのデビューミニアルバムである。ザ・90'sなラグジュアリー感溢れるドライブ歌謡チューンM1「ずっとCrazy for you」、サックスが嘆くトワイライトAORM4「I MISS YOU,Darling」、コケティッシュアダルトコンテンポラリーM5「やさしい時間」等、ライトメロウへのアプローチが感じられる1枚。唄声は今井美樹に近い。(す)...

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井上昌己/Fellow&Steady(1989)

90年代のガールポップブームを代表するシンガーソングライター。現在も活動を継続し、しかもリリースも続いています。シティポップ愛好家の琴線に触れるのは1stアルバムから3rdアルバム。これらのアルバムはガールポップ以前のアイドルポップスを踏襲したような内容で、在りし日の松田聖子の面影を追いかけているような印象を受けました。芹沢和則が提供した「魚座たちの渚」、和泉常寛の提供「Dear Time」、本人作曲の「パーティ...

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村上圭寿/Vocalize(1996)

ファンク路線だった前作と比べるとややシティポップに近づいた感がある96年リリースの2ndアルバム。ただシルバーのジャケットからはこのアルバムの音楽性を読み取るのは正直なところ難しい。イントロのハードなギターリフからカッティングへ移行し安心する16ビート8.Lady Sniper、また山下達郎ライクな10.風の遊園地は彼の楽曲の中では最もスムースでライトメロウ的と言える。今作以降アルバムとしてのリリースはないが、現在はむ...

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村上圭寿/K・ju FIRST TAKE(1994)

94年にデビュー、角松敏生プロデュースのコンピレーションアルバム『VOCALAND2』に参加している、知る人ぞ知るAORシンガーの1stアルバム。曲名通りタイトなリズムにブラスが入ったデジタルファンク1.Speed Zone、3.Tonightはカッティングが軽やかな打ち込みブラコン。間に挟まれるバラード曲を除きダンサブルな良曲が揃っているのだが、イントロからオーケストラヒットが派手に鳴る7.偶然を待ちつづけてなど90年前後の音楽がそのま...

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広田恵/GRAY(1991)

ワーナーパイオニアがAKEMI・千堂あきほと共に90年代初頭に放った新人3人娘の1人、広田恵の2ndアルバム。芯の通った強い声が魅力。シックで妖艶なジャケットの佇まいは木村恵子の名盤『STyLE』にも共通するところがある。中崎英也のプロデュース。ハードでドラマティックな楽曲が多いが、このアルバムに関してはシティポップという枠を超えて、1.背中あわせのCRECSENTイッパツです。良すぎる。中森明菜のLabyrinth(『不思議』(86’)...

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OST/東京エレベーターガール(1992)

東京って街は色んな人がいる。みんな、な〜んてことなく生きてるフリして…でも、その心の奥じゃ真剣に悩んだり、考えたり、どっち向いて生きていこうか迷ったりなんかもしてるんだろうな。そう思うとなんか嬉しくなってくる。私は1人じゃないんだ、って。そしてこの東京の街で生きていく勇気が湧いてくる。東京エレベーターガールは1992年にTBSで放送されたテレビドラマ。宮沢りえ演じる沢木つかさが高校卒業と共に故郷の小豆島を...

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川村康一/STEP on the “CHERRY” WAVE(1990)

川村康一の2ndアルバム。ハワイ録音、さらにカラパナのメンバーも参加しリゾート気分増量で臨んだアルバムであり、CMソングに抜擢されたものもあったが売り上げが振るわなかったのかこのアルバムを最後に1994年には活動を停止した。しかしこのアルバムもこちらの期待を裏切らず、角松的デジタルファンク1.SHIRLY、ラテンかつアーバンな5.FUNNYなど良曲を収録。ダンサブルな楽曲が並ぶ中、6.WHITE MEMORIES(マーヴィン・ゲイに捧げ...

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川村康一/HAVE A GOOD-TIME(1989)

彼のバイオグラフィーにある「AOR(Adult Oriented Rock)をこよなく愛し、リゾートミュージックの代表の1人として1989年アルバム『HAVE A GOOD-TIME』をひっさげデビュー。」の文字通り、角松敏生や杉山清貴らの系譜にある知る人ぞ知る夏系シティポップシンガー。うるさいくらいの打ち込みバシバシ系のビートが特徴。発売当時のCD Journalからは辛辣な評価を受けていたようだが6.PRIVATE LOVERに関しては圧巻の一言。彼の持ち味であ...

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Trade Love/paradise door(1995)

青空が広がるリゾート・アイランドへと誘ってくれる 楽園の扉(パラダイス・ドア)Trade LoveはELIKA(本名 島影江里香)と徳永暁人(doa)を中心に結成されたユニット。ELIKAは89年に90年代前半のJ-POPを牽引するビーイング系列のレーベルからデビューし、"女の子の本音"といったコンセプトを打ち出したガールポップな作品をいくつかリリースしている(東海地方でラジオパーソナリティーをつとめていた経歴もある)。徳永暁人は同じくビー...

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ANNA/ANNA(1996)

歩く摩天楼こと角松敏生による新人ヴォーカリスト発掘プロジェクト、VOCALANDにおいてその歌声を見出されたシンガーANNAの1stアルバム。もちろん角松プロデュース!いきなりのシャウトから始まる1.Color(Album Version)から角松節が全開。特に分厚い80s風ブギーに彼女の強い声が乗った7.LAST DANCINGの発見が自分にとっては90年代のシティポップを掘り進める端緒となった。セルフタイトルアルバムは名盤説に恥じない90年代シティポ...

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プロフィール

light mellow部

Author:light mellow部
輝かしい70~80年代の名盤の影で完全にエアポケットと化した90~00年代産シティポップ。ブックオフとかハードオフでゴミみたいな値段で売られてるCDを執拗に堀漁る重箱の隅みたいなブログです。似たような趣味の人達の集まり共同で書いてます。たまにイベントもやります。名前は、音楽ライターである金澤寿和さんの提唱する「Light Mellow」の概念を拝借しました。
Twitter:@hukihuki5