FC2ブログ

記事一覧

OST/静かなるドン(1993)

「君はいずれやくざになるだろう」時折、頭をかすめるフックが効いたこのフレーズはfeather shuttles foreverのジュースという曲から。確かに我々にも静かなるドンの主人公・近藤静也の様に「普段は冴えないサラリーマン、その実は広域暴力団の一人息子」という側面があるかもしれない。実生活において音楽の趣味をオープンにしていないが、退勤のタイムカードを切ればブックオフ等で世間的に"やくざ"なシティポップのCDを漁ってい...

続きを読む

イメージ・アルバム/クジラの海 Living Whales(1991)

音楽を聴いていく中で、自身の未知なるジャンルへの乗り継ぎを手助けしてくれる、そんなハブのような存在のアーティストがあなたにもいるのではないだろうか。例えばそれが、黒住憲五の"BOXING DAY"や亜蘭知子の"神経衰弱"から清水靖晃、マライアへの経由だったり、崎谷健次郎や鳥山雄司から西村由紀江"Lyrisme"への接続だったり。日本のロック・ポップス界では細野晴臣がその最たる一人の様に思えるが、はっぴいえんど、ティン・...

続きを読む

中西俊博/Sailing on Strings(1992)

夏に憩い、弦に遊ぶ。 彩恵津子”PASSIŌ”のAirport Danceや新井正人”MASAHITO ARAI”の夢にリザーブ等、シティポップの名作にひとさじのロマンスを振りかけてきたヴァイオリン奏者・中西俊博のソロ7作目。夏を題材にした作品は1987年「太陽がいっぱい」以来のリリースになるが、太陽が…は何処か遠くの楽園を夢想する様なくぐもったサウンドスケープだったのに対して、本作は海から吹く潮風や白い海岸線、青い水平線までをはっきり思...

続きを読む

OPCELL/OPCELL(1995)

現在進行形のノスタルジィ、なつかしい明日へあなたを連れて行ってくれます。3つ折りデジパック全面にプリントされた永井博のイラスト、1995年作、これだけで買う理由として充分ではある。OPCELLはシンガーソングライター・KEN蘭宮とシンセスト兼アレンジャー・本田恭之、サウンドエンジニア・井上剛の3人によるプロジェクトであり、このユニットにとってはワンアンドオンリーアルバム。KEN蘭宮は山本寛太郎の別名義で、山本として...

続きを読む

THIS TIME/I LOVE YOU FOR SENTIMENTAL REASONS(1993)

JAZZYな夏が好きです。 1. Hey! Hey! Hey! 2. 裸足のままで 3. 遠く離れていても 4. Sweet Cherry 5. I LOVE YOU 6. "ZUTTO" 7. Blue Moon 8. またいつか 9. あなただけをみてる10. Hey! Hey! Hey![Instrumental] {作詞:鈴木恵子/作曲:小森義也,鈴木恵子/編曲:THIS TIME(M7,8:信田かずお)}小森義也と鈴木恵子による男女ユニットTHIS TIMEの2ndアルバム。小森が作曲を、鈴木が作詞を担当するがどちらもアレンジャー...

続きを読む

プロフィール

light mellow部

Author:light mellow部
輝かしい70~80年代の名盤の影で完全にエアポケットと化した90~00年代産シティポップ。ブックオフとかハードオフで9割引きみたいな値段で売られてるCDを執拗に堀漁る重箱の隅みたいなブログです。似たような趣味の人達の集まり共同で書いてます。たまにイベントもやります。名前は、音楽ライターである金澤寿和さんの提唱する「Light Mellow」の概念を拝借しました。
Twitter:@hukihuki5

City pop from the '90s and '00s that has completely become an air pocket in the shadow of the glorious '70s and '80s classics. It's a blog like a corner of the box where I relentlessly dig for CDs that are sold at 90% off at Bookoff or Hard Off. It's a group of people who have similar interests and write together. Occasionally we have events. The name was borrowed from the concept of "Light Mellow" advocated by music writer Toshikazu Kanazawa.